小説版グレイセスの下巻を買ってきたので早速読んでみました。上巻も色々とゲーム本編で語られてなかった場面があったりしてよかったですが、下巻もなかなかいい感じでした…！
ネタバレというほどのことも書いてませんが、感想は一応追記にしまっておきます。
尺の都合か結構はしょられてたり、オリジナルエピソードっぽく改変されてたりしましたが、本家のシナリオライターさんが書いてるだけあって不自然な感じは受けませんでした。フォドラ関係のはしょりっぷりはちょっと残念だったけど、まあ全体のボリュームを考えれば仕方ないのかも。本編でも特に誰かの外せない見せ場ってこともなかった箇所ですしね。
ゲームではアスベルと比べて割とあっさりめだった印象があるんですが、こちらではソフィからリチャードへの友情がしっかり書かれてる気がして美味しかったです。リチャソフィ派として嬉しいのもありますが、カップリング云々よりもまずは友情ありきですからね。
大好きなアスベルの親友だからじゃなくて、「わたしの友達」だからってことを前面に出してたというか。上巻のシェリア然り、ゲームは基本アスベル視点だから書けなかったんだろうなーと思しきPTメンバーの心情をきちんと書いてくれてるのは、ノベライズならではの利点でよかったんじゃないかと。
それと変更部分の都合もあったんでしょうが、フーリエさん大活躍で密かにおねえちゃん好きな私は大歓喜でした。フーリエさんほんといいお姉ちゃんすぎて…弱いところも葛藤する部分も沢山あって、でも最後はちゃんと前を向いて進める強さがあるのが素晴らしいです。格好良くて美人でスタイルもいいしね！！
パスカルがお姉ちゃんっ子になるのも頷ける人です。シャトル発射ムービーは何度見てもうるっとするよ…。小説の例のシーンもおねえちゃあああん！ってなりました。そしてやっぱりちゃんと生還してくれるのがさすが頼れるお姉ちゃんです。素敵！！
そんなわけで個人的には大変楽しめたんですが、系譜編は出ないのかなー…！
上巻のあとがきには出るかもみたいなことが書いてあったと思うんですが、是非出して欲しいです。秘密基地イベントが入ったら言うことない。まあ秘密基地でなくてもリチャソフィの仲直りイベントは何かしら入ると思うので、出るとなったら期待せざるを得ませんよね。どうかなー出してくれるかなー…！
